WABASH STRIPE - ウォバッシュストライプ
インディゴの深い藍色に、規則正しく並ぶ白いドットライン。
ヴィンテージワークウェアを語るうえで欠かせない存在が、ウォバッシュストライプです。

その起源は1900年代初頭のアメリカ。鉄道員や工場労働者たちが着用したワークウェアに採用され、過酷な労働現場と共に歩んできた歴史を持っています。
一見すると白い糸で縫われたステッチのようにも見えるこの柄。しかし実際には縫製ではなく、「抜染(ばっせん)」という技法によって表現されています。
抜染とは、インディゴで染めた生地の色を部分的に抜き、柄を浮かび上がらせる伝統的な染色技法。独特のドットラインは、ウォバッシュならではの魅力です。
「ウォバッシュ」という名称の由来については諸説あります。アメリカのウォバッシュ川や鉄道会社との関係が語られることもありますが、明確な記録は残されていません。
しかし、その曖昧さもまたアメリカンヴィンテージの魅力。
100年以上経った今でも、多くの人を惹きつけ続けています。
着込むほどに色落ちし、白いラインとのコントラストは深まり、持ち主だけの表情へと変化していく。
ウォバッシュは単なる柄ではありません。
働いた時間、過ごした年月、そして人生そのものを刻み込むためのキャンバスなのかもしれません
-。-。FICTION ROMANCE。-。-

もし1900年代初頭にTOKYO BACK ALLEY®︎が存在していたなら。
鉄道会社の制服は作らなかったかもしれない。
工場の支給品も作らなかったかもしれない。
作りたかったのは、そのどちらにも属さない男達の服。
昼は働き、夜は夢を語り、
世間のレールから少しだけ外れた場所を歩く人間達。
色褪せたウォバッシュ。
穿き込まれたデニム。
無数の傷が刻まれたレザーバッグ。
それは古くなったモノではなく、
生きた証が刻まれた道具。
表通りではなく、裏路地から生まれるカルチャー。
歴史には残らなかったかもしれない。
けれど確かに存在したはずの、
もうひとつのワークウェアストーリー。
そんな景色を想像しながら、
TOKYO BACK ALLEY®︎は今日もモノづくりを続けています。



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